短歌に挑戦してみました-ジャニヲタ文芸部第一回「チケット」

 

先日祖母の短歌を見せてもらう機会があって、誤字脱字をみたり良い表現に書き換えたりするうちに自分も短歌を詠んでみたいという欲が湧いてきました。
いくつか詠んでみるうちにどこかネットだとかに残してみたいなあと思っていたものの、ちょっとさすがにいきなりブログに投下とかTwitterに投下とか照れが入ってなかなか出来ず。


そんなときにこちらの部活動が目に入りました。

 

ichigonokimi.hatenablog.jp


第0回のみなさまの作品を読むのがとても楽しくて楽しくて、どれも素敵で。初めて短歌に挑戦したのでなかなか上手くはいきませんでしたが参加させていただきます。なにか企画というかそういうのに乗っかる形なら照れない!嬉しい!本来卒論構想ブログですけどもうこれ自由だな。

今回のお題が「チケット」ということで、自分が見に行ったコンサートとか舞台を思い出しながら時に苦しくなりつつ考えてましたが、難しい。身近なのにすごく難しくて楽しかったです。


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「君に会う唯一の方法」


紙切れに書かれた数字とニラメッコ君に届けと指先君色

 

君の出るツアータイトル撫でてみたいつか君の名綴られるよう

 

貴方との間に流るる天の川強運持てずに唇を噛む

 

厭わない那由多に広がる天の川数センチの君追えるのならば

 

俯くな全て私は見てるからわたしのなかではきみがいちばん

 

君が去り終演のベルが響くなり魔法が解けた君は遠いね

 

友人と”切符”眺めて生ビール君の一瞬忘れぬように

 

あおみどりきいろにももいろ並べては思い出セピアにしてやるものか

 

いつの日か君の名刷られた紙切れに埋もれて死にたいとは言わないけど

 

君が今死んでもいいと思うほど幸せになれと願いをかけた


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コンサート前日から時系列を追ってみました。ほどよいチケット。
ほどよく近い席って一番アイドルとの距離感を感じさせられる気がします。ファンサもはっきりもらえるほど近いし双眼鏡がなくても顔は見えるけれど手は届かなくて、はけていく姿もよく見えて。だからそういうチケットで入れるコンサートとか舞台が一番楽しくて一番つらくて一番好き。

連作の作り方をいまいち理解しないままやっていたのできっと間違っています。途中にチケ運とかチケットから派生した話になってるし、本当反省点は多いので次回は頑張ります。


参加させて頂きありがとうございました。
また次回も参加させていただけたらと思います。よろしくおねがい致します。